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えんどうの花

2010.05.02 (Sun)


実家の父が亡くなりました。

4ヶ月の間
病の痛みにうめき
手術に耐えたりして

その合間 合間の
澄み切った時間を
自分の人生を振り返りながら 
生きていたように思います。

私に思い出を語ってくれたり、
私から 感謝の言葉を伝える時間があって
悔いなく看取ることができました。


だから 改めて
自死の重さを思います。
こんなに違うものだって
初めて知りました。

自死に至るまでの夫の人生
苦しい思い
当時の状況
それからの私

すべてが辛く ずっしりとした重さをもって
迫ってきます。





それが.......................
父が亡くなって数日後、

夫が 
初めて笑顔で夢に登場しました。
(父の計らいかな?)


なんて幸せ。
私は本当に 今 幸せ。





こころの居場所では
先日 藤澤住職をお招きして セミナーを開きました。

藤澤さんは
「すべての人を 仏様はお救いになります」と 話されました。
きっと たくさんの方が 安心されたことでしょう。



以下は私ひとりの感じ方なのですが

自死した方は 亡くなってすぐに 仏様のみもとに行くのではなく
私たちが 何度も何度も 繰り返し思い出したり
理解しようと 苦しんだり
あるいは 慈しみの言葉が 語れるようになるまで

ずっとそばにいてくれるような そんな気がするのです。


今も 私のかたわらで
私と 気持を共有してくれているのかな。
私が楽になるのを 待っていてくれたのかな。




「私が救われるのと同時に
亡くなった方も救われる」

だから わたしたちは 死を抱えながら
ぎりぎりのところを
頑張って生きていく。




さやえんどうの花が
風にそよぎながら

泣いてもいいよ 
笑ってもいいよ  

と  言ってくれました。



                 えんどうの花






19:40  |  未分類

土へ還る

2009.12.17 (Thu)

ヨガの先生が「死体のポーズ」を教えてくれます。

身体全体のリラックスのためなのですが、
最初に聞いたとき、さすがに「きゅん」としました。



さて。

寝っころがって、身体の力を抜いていきます。

手が、足が、頭が、眼が........
順番に感覚を失って 身体と空気との境目がなくなっていきます。


土の上なら、自分と土の境目は わからなくなるだろうな。
そうして 安心して土に還っていける。
 



『土と草』


  母さん知らぬ 草の子を、
  なん千萬の 草の子を、
  土はひとりで 育てます。

  草があをあを 茂つたら、
  土はかくれて しまふのに。



   ~金子みすヾ全集Ⅱ 空のかあさま {土のばあや}より

               



                    コスモスイラスト


12月も半ば。

草もお休み。土が見えていますね。

ヨガをするなら、
陽だまりの土に寝そべる 自分をイメージしたいな。


その土は 何億年もの間
何億もの命が吸い込まれていった土で
何億もの命を育んだ土で。


そうして死と誕生は 繰り返されて
今は私を のせているんだ。









17:41  |  未分類

「さびしいとき」

2009.11.21 (Sat)

街は
華やかなイルミネーション。

見上げると美しくて 涙がこぼれていた。


街にいるひとが  みんな楽しいわけじゃない。
大変な人がいっぱいいるの。

でも この気持ちはどうしようもないの。




ガラスの雪の結晶




「さびしいとき」     ~ 金子みすヾ ~

 

私がさびしいときに、
よその人は知らないの。

私がさびしいときに、
お友だちは笑うの。

私がさびしいときに、
お母さんはやさしいの。

私がさびしいときに、
仏さまはさびしいの。

 



>>>
              

みすヾの詩の紹介の中で、矢崎節夫さんは

私たちは
「さびしいことや悲しいことやつらいことは、半分くらいしか語らない」

と述べています。


そう。だからお友だちにも半分くらいしか伝わらない。
それでいい、って思う。



でも仏さまは私と同じみたい。



仏さま。

亡くなった方でもあるし、見守ってくださるかたでもありますね。
私たちひとりひとりの中にも、ちょこん、と座っているのかも。




>>>


赤いリースを飾ってみたら

仏さまもイエスさまも ちょっとにっこりするのかな。







23:26  |  未分類

明るい方へ

2009.11.09 (Mon)


葬儀の終わった次の日、私は銀行の椅子にすわっていました。
葬儀場に振込みをするのです。


ふと前をみると
そこには大好きだった中学の担任の先生が!
久しぶりですね、という暖かい声に
三日前のできごとを淡々と話している私がいました。


声をつまらせながら、
先生はおっしゃいました。
「どうか陽の射すところ、陽の射すところを歩いてください」と。



>>>


あれから8年。

一つの金子みすゞの詩に出会いました。



 ~ 明るい方へ (金子みすゞ全集Ⅱより) ~


    明るい方へ
    明るい方へ。
    一つの葉でも
    陽の洩るとこへ。
    籔かげの草は。
   
    明るい方へ
    明るい方へ。
    翅(はね)は焦げよと
    灯のあるとこへ。
    夜飛ぶ蟲(むし)は。

    明るい方へ
    明るい方へ。
    一分もひろく 
    日の射すとこへ。
    都会(まち)に住む子等は。




みすゞは感性豊かな詩人でした。自死で若い命を終えました。
詩の一つ一つに 懸命に生きようとした輝きがあります。
懸命に生きている小さな命を とてもいとおしみました。


私は担任の先生の言葉のおかげで、
何年もかけて、
やっと「自分も楽しんでもいいんだ」と思えたような気がします。



あの世へ行った魂も この世で生きている魂も
すべて同じで いとおしい。
あなたもあなたの人生をいとおしく思っていいんだよ。



みすゞはそう教えてくれるような気がします。






テーマ : 心と言葉。 - ジャンル : 心と身体

18:45  |  未分類
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